形而上学とは
「形而上学」と言うと難しく聞こえますが、
「ピタゴラスの定理」や「万有引力の法則」のように、私たちの生活の中には、
自然界の定理や法則が働いており、意識的・無意識に関わらず、
その影響を受けて生活をしています。
そして集団で暮らす私たちは、集団の秩序を守るために、
様々なルールや法律を作って生活をしています。
このように、
私たちは沢山のルールや法律、自然界の定理や法則に囲まれて生きています。
「形而上学」は、
人間の都合で出来上がったルールや法律ではなく、
自然界の定理や法則を知り、学ぶ学問です。
そうした「自然界の定理や法則」を知り、学ぶためには、
体験的に根拠を知っていくしかないので、「実践哲学」と呼ばれることもあります。
盲目に奇跡を信じて呪いに頼る宗教や、未来に対して何の責任も負わない占いとは、
一線を画するものです。